SHINEIブログ 一覧へ戻る金井町河川現場のコチドリのたまご2024-06-11 【現場の地面にたまご発見】(金井町河川現場より) コチドリという鳥をご存知ですか。日本のチドリの中で最も小さい種類で、千鳥足と呼ばれるジグザグ移動とストップを繰り返し、素早く獲物に近づき捕まえて食べます。 また、コチドリは川岸などに小石を集めた巣をつくります。コチドリのたまごと巣に使われる小石の模様はそっくりなので、とてもわかりにくく、外敵に見つかりません。 そのため、金井町河川の現場では作業する人たちが踏んだり、ダンプが潰してしまわないように、赤いコーンを使ってコチドリのたまごを守っています。【コチドリの子育て】 (ミサワホームいきものたちの巣まい図鑑より) コチドリは、天敵がヒナに近づいたとき「擬傷行動」をとります。親鳥は敵を見つけると、ヒナにその場から動かないように警戒の鳴き声をあげ、巣から離れたところで、わざとケガした振り(擬傷)をします。天敵をヒナから安全な距離まで離したら親鳥はもとの元気な姿に戻り敵から逃げます(ミサワホームいきものたちの巣まい図鑑より)。 【ヒナの誕生】 (金井町河川現場より) 6月11日、無事にヒナが2羽誕生しました。生まれてすぐにこのヒナたちは自分で歩くことができ、誕生から2日後くらいには走れるようになっているそうです。また、3週間ほどすると巣立つようです。それまでの期間は、きっと現場のみんなを癒してくれる存在になりそうです。でも小さすぎてよく見えないかもしれませんが・・・。けれど、作業の合間のちょっとした楽しみですね。 とにかく無事に誕生してくれて良かったです。